Internet Week 2008 開催中
Internet Week 2008 - http://internetweek.jp/
開催中でございます。
今回、なんやかんやで、火曜午前のオープニングセッションから金曜のIP Meeting終日まで、出番が立て続いて、ずっと秋葉原にいます。
特に作りこみをしたセッションが3つあり、そのうちの2つが完了しました。この2つはアプローチが若干似ていて、どちらも「総覧」的なものを目指しました。
H1: Internet Week 2008 オープニングセッション:Ready for the depletion? 〜IPv4アドレス在庫枯渇対応の進捗確認〜
https://internetweek.smartseminar.jp/public/session/view/47
H1では、IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースの周辺で動いているプロジェクトを全部並べてみました。漏れがあるとすれば、JANOGで進みつつある「IPv4とIPv6の違いを考える会」くらいでしょうか。
早速日経NETWORKさんの記事が挙がっていました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081125/319848/
H5: インターネットインフラのガバナンス総覧
https://internetweek.smartseminar.jp/public/session/view/43
ISOC/IETF、ICANN、RIRs、IGFの方針策定プロセスや概要を、総なめにするようなセッションで、思いがけなく登壇者の外国人比率が高くなりました。
登壇者は、
- ISOC/IETF - Cisco Systems の Ole Jacobsen さん
- ICANN - JPRS の 堀田さん
- RIRs - 私
- IGF - 国際大学GLOCOM の Adam Peake さん
- OleさんはIAOC - The IETF Administrative Oversight Committee の一員、
- 堀田さんは、ICANNで、ccNSO - Country Code Names Supporting Organization の評議員、
- 私はAPNICのExecutive Council、
- Adam Peakeさんは、IGFのMAG - Multi-stakeholder Advisory Group の一員を経て、現在はIGF事務局のコンサルタント
という、それぞれの領域のど真ん中で取り組んでいる方にご登壇していただくことができました。
ガバナンス自体に関する関心が、他の技術事項に比べると高くないってことで、受講者数は多くはなかったですが、それぞれとてもよいプレゼンでした(私のものは、、ご評価お任せします)。後日スライド公開されると思いますが、資料としての価値は高いと思いますよ。