JANOG18、すごいのが始動しつつあります

JANOGミーティングも数えると18。半年に一度やっているので丸9年やっていることになります。ご存じない方は http://www.janog.gr.jp/ をご参照いただきたく。
半年に一度、それぞれに想いを新たにしていいものを作ろうとしてスタッフが集まり、それぞれにいい評価をもらうことが出来るミーティングを運営できていて、ここ数年はスタッフの取り回しスキルや経験も充実してきて、本当にスムーズに運営できていますが、その一方で、もっと面白くならないか、という問題意識も抱えながら考えているわけですが、今回はかなりやり方を変えて、ドンと打ち上げてやろう、という感じになってきてます。

いつもだと、前回のミーティングが終わった直後に運営委員会で総括をやって、次のミーティングの実行委員長を経験者から選出するという動きをやるのですが、今回はここからやり方を変えてみました。実行委員長(Steering Committee)を公募にしたのです。
JANOGミーティングの実行委員をやる皆さんも、少なくない人数が継続的に実行委員をやっていただいて、そこにスキルが蓄積されていくのですが、その反面なかなか新しいことを考えることができなくなっていくところがあります。そこで、実行委員経験を問わないで実行委員長を募集する、ということをやりました。
その結果、

  • ぷららネットワークスの土井さん:過去にロガーを一度やった以外、実行委員経験はなし。職歴はIPだけ留まらず通信畑を幅広く。あるべき未来のJANOG像を応募文面に熱く託してくださいました。
  • MKIネットワークソリューションズの仲西さん:まろの愛称で親しまれ、実行委員歴も充実。僕より10年も若いのにバランスの取れた考え方を持っている女性。

のお二方を実行委員長に迎えることに。
加えて、実行委員会の各チェアポジションも、運営委員会も知恵を入れながら、実行委員長が欲しい人にお願いする形で、以下の感じで決まり。

  • プログラム委員長(PCチェア):ソフトバンクBB/BBIXの鶴巻さんとNTTの外山さん。鶴巻さんはホストとして関わった以外に実行委員歴はなし。外山さんはインターネットマルチフィード時代に何回かご経験あり。ご両人ともSCよりも相当年上になっちゃいますけどね。
  • 広報担当(Pub):ネットマークスの田島さん。最近数回実行委員をやって、最近2回は司会にもチャレンジ。和やかないい雰囲気を醸してくれます。
  • ローカルアレンジメント(LA):松下電器産業島田理枝さん - 今回のホスト企業でもありますが、過去数回LAチェアとして秀逸なコーディネーションを披露。

みたいな感じになりました。
昨日3/14はこういう方々が集まった第1回チェアミーティングでしたが、早速「今は王監督WBCで日本にいないので時間が取れた」という鶴巻さんが、外山さんと考えてまとめたという、今までのJANOGミーティング運営感を根底から覆すような、壮絶なアイディアが詰まったスライドを披露。
運営委員としては、実行委員長公募に始まる新しい試みが、早速ビンビン手応えになって返ってくるのを見て大満足でした。きっといいミーティングになっていくと思います。