IANAと言えば

をーそれって往年のAPNIC

昨日書いたAPRICOT2006/APNIC21で、Yoshiko Chong さん、というか岡崎芳子さんにお会いしまして、日本から来ているエンジニアが横にいましたので、紹介しようと。
ま「あ、こちらNICTの岡崎芳子さ、」
よ「あ、実は私もうNICTじゃないんですよ」
ま「えーっ?」
よ「実はこんなところに。(バッジをぬぅっと差し出す)」

Yoshiko Chong, ICANN/IANA

をーーーーーーー、David Conrad の下に芳子さんー。10年タイムスリップしたAPNICじゃないですかー。

売りに出るのか?

http://www.fbo.gov/spg/DOC/OS/OAM/Reference%2DNumber%2DDOCNTIARFI0001/SynopsisR.html
米国商務省からIANA業務のRfIが出ています。結構みんなビックリしています。2/21に出ていて突然だったんですが、AffiliasやらVerisignやらのレジストリ業者がレスポンスするとかいう噂がまことしやかに流れています。NROは、興味ないわけじゃないですが、現段階で応札しようということにはなりません。

で、ちょうどDavid Conradいるわけで、当然「どうなるんだよー」と聞かれるわけですね。APNICは速記を公開していますので、こちらをご覧下さいまし。質疑応答なので下からめくったほうが早いです。
http://www.apnic.net/meetings/21/docs/transcripts/amm-david.txt
今まで随意契約だったほうが考えてみりゃ変なので、公開入札という形にしてみた、これで反応する人がいなかったら随意契約に戻るだけだ、みたいなことを言っていますが、まだまだ謎が多いです。いずれにしても現在の商務省との契約は9月くらいには切れますから、それに向けていろんなものがガラガラ動くように思います。
レジストリ業者がやるってのも、なんだか変な話だな。NROがやるほうが100倍くらい筋がいいような。CENTRが、って話もあるらしい。でも、何がクリアな線引きなのかはっきりしないし、入札プロセスにIANAが晒されるということ自体がやっぱり変です。続報があればまた書きます。

あ、ちなみにAPNIC Member MeetingでのIANAレポートでは、IANAのWebページのデザイン更新に着手しているらしいです。考えてみればあのWebページ、僕が物心ついた頃からあのデザインです。新デザイン気になるかたは、IANAレポートのスライドを。
http://www.apnic.net/meetings/21/docs/other/amm-pres-conrad-iana.pdf