初めてのThinkpad日記(ちなみにX40)・最終回-訳あって急いで見ました

maem2004-12-07

なんだかんだで、新しい相棒X40君との生活も一ヶ月が過ぎた。最初はぼやき漫才のようにいろいろと文句をつけていたが、利用感素晴らしくいいですわ。
こうやって新しい環境に来ると、最初は違和感と本当に悪いこととの区別がつかないってものだなぁ、と思う。たとえばキーボード。NEC Lavie B5, Vaio B5と、合計7年間ほど「ラップトップでは小さなキーボード」という環境に慣れてくると、「ラップトップでもちゃんと指を伸ばしてね」というのが、むしろ普通じゃないみたいに思うようになる。

  • 最近やっと、キーボードライト(だっけ?)に気づいた。fn+PgUpである。写真である。明るいところでfn+PgUp。。。。。。お茶目なおもちゃっ、、、、と思っていたのだが、いやぁ、これはいいね。暗いところだと本当に、Fnでどこ押すと何だっけ、とか、読めるくらいにちゃんと照らしてくれることを発見。すげー。しゃれとかお茶目とかじゃさすがにこういうのつけないのね。
  • ま、ただ、矢印キーのところについている、「戻る」「進む」キー。僕にはまだシャレでしかない。あと、Winキーなし。この痛手は大きい。。でも、いいんだ。強く生きていくことに決めたんだ。
  • このデザインのよさ、なじんできた。マシカクのように見えて、マシカクでない。微妙に前のほうが薄く、ヒンジのほうが厚い、クサビ型をしている。機能は追求するが、気が抜けたところのない、野暮に見えて、なかなか野暮でない、ヒンジだけ塗ってないのだって、思想あってのことなのだ、きっと。そういう風に思えてきた。
    • このデザインに関しては外伝が。先日ある大学の先生とお話をしていて、その先生は携帯電話を持っていない。(念のため、僕と同年代の先生です。)先生曰く、今の携帯電話端末はどれを見ても大人が持つような落ち着いたものがない。一番許せるのはInfobarだがあれだってポップである。私がもし携帯を持つなら、ThinkPhoneが欲しい、名前がどうなるかしらないが、ThinkPadと同じように、黒くて、押した実感がしっかり残るキーボードで、ついでに真ん中に赤い。。。(いやぁ、トラックポイントがついてて画面操作できるとかいったら、結構ススんだ端末になっちゃうぞ)確かに携帯電話端末で、老人向け(?)チョーシンプルなツーカーとか、600シリーズみたいなのはあったけど、端末自体のデザインがThinkPadほど大人な、というのは確かになかった。後から思うにつけやけに納得したのであった。

そういうわけで、IBMさん、身売りするなんて言わないでよぅ。他の会社でこんなハードウェア作れるとは、どう考えても思えないんだけど、生産ライン自体は今も既に中国にあるのね。。。。そういうニュースが、この日記最終回を急がせてしまいました。というか、勝手に気が急いちゃった。