JANOG15終わる

JANOG15が終わった。スタッフの皆さんお疲れ様でした。つま恋という土地柄から、〜合宿〜とサブタイトルされた今回、ちゃんと合宿っぽくなりました。
 運営委員もスタッフの一人として動くので、JANOGミーティングで内容をずっと見られたことがあんまりないのだが、今回は特に、夜の部の取り回しや、他の会議に電話で出席するなどの用事が重なったため、自分の出番以外あまり見ることができなかった。
 
 今回最も楽しかったのは、とにもかくにもいろいろな人たちと夜遅くまでゆっくりと酒を飲みながらお話をできたことである。一日目夜の部の後,打ち上げの後。最近の僕にとにかく足らないものはこれだ。
 特に今回準備段階からスタッフミーティングに参加したり,その後の宴会に出たりということがほとんどできなかった。なぜか他の用事や、子供の世話などがことごとくカブってしまった。最近それくらい、ゆっくり時間が取ることが難しくなってきているということで、久しぶりにそういうものを取り返した感じがする。
 その副作用として、二日目のブリーフィングに遅刻する,打ち上げの翌朝寝坊するなどというものがあったのだが、関係者の皆さん、だらしない限りで申し訳ないのだが、一つ多めに見て欲しいのだ。

 今回夜の部としInternet Round Table(IRT)と称して、日本のインターネットを立ち上げてきたような方々をゲストにお呼びし、JANOGミーティング参加者と語り合うという企画をやった。参加者やスタッフからは概ねポジティブな反応をもらっているが、ゲストの方々が楽しんでくださったか、大いに気になるところである。

 個人的にはインターネットガバナンスパネルというセッションで喋ったが、うまい具合に会場を巻き込んでいくことがあまりできなかったと思っている。インガバっていうのはやっぱりJANOGの皆さんからは遠くに見えることなのかなぁと思う。もちろん運用技術者の本分ではないのでどうしても時間が避けないことでもあるが、うまい具合に地つなぎにしていく方策を、今後も考えて行きたいと思う。

 今回のJANOGは合宿形式やIRTという目新しさもあって、なんだか一つ節目を作ったような気がする。
既にミーティング運営自体はスキルの蓄積もあって安定しているように思うのだが、第一人者の皆さんをお呼びして間近に見ていただいたせいもあってか、現状に甘んじずもう一歩前へ出るというか、一段上の役割を求められているような気がした。それが具体的にどういう形なのか、これはしばらく考えないと答えは出てこなさそう。

 次は福岡。僕の故郷でのJANOG